PROTECT BUSINESS LINE R&Dエンジニア LYSIA – RENNES
Secure-IC’s people portraits
自己紹介
リシアと申します。ブレストのTélécom Bretagneで2017年に卒業し、デジタル電子工学とコンピュータサイエンス工学を専門に学びました。その後、画像処理、衛星通信、自動車など幅広い分野のさまざまな企業で働き、Secure-ICに入社しました。
Secure-ICのチームのミッションは何でしょうか？
レンヌにある本社で、プロテクトビジネスラインのインテグレーションを担当するR&Dエンジニアをしています。私の主なミッションは、お客様の特定の要件や市場の要件に合わせたSecuryzrTM (機器を攻撃から守るための堅牢なセキュリティIP一式である当社製品の1つ)を提供することです。具体的には、ソフトウェアチームがテスト可能なソリューションにハードウェアブロックを統合すること、そして、私たちのソリューションがお客様のニーズに適合していること、そして、それを提供するためのすべてのテスト（シミュレーションとFPGAボードの両方）に合格していることを確認することが、私のミッションです。
最も挑戦的なプロジェクトは何ですか？
私が最も挑戦したプロジェクトのひとつに、日本のお客様の案件があります。実際、当社のSecuryzrTM ソリューションのRISC-V CPUを、お客様のものと交換するよう依頼されました。命令メモリとデータメモリはプロセッサを介してのみアクセス可能で、命令は32/32ではなく64ビットアドレス/32ビットデータなど、お客様のコアアーキテクチャは私たちのものとは大きく異なっていました。そのため、私たちのファームウェアコードはそのままでは移植性がなく、旧CPUと新CPUの両方に対応させるために多くの変更が行われました。
Secure-ICでの次の展開は？
私は、クラウド上のSecuryzrTM を制御・監視するためのユーザーフレンドリーなインターフェースなどの新機能を備えたSecuryzrTM ソリューションに引き続き取り組み、改善することを熱望しています。また、脅威分析や製品マーケティングなど、他のチームに参加することもできます。Secure-ICでは社内のモビリティが推奨されており、スキルアップのためのサポートが受けられます。
Secure-ICに入社してからの一番の思い出は何ですか？
仕事以外でも同僚と会うのはとても楽しいです。ランチや飲み会、スポーツ観戦など、いろいろなところに出かけています。私がこの会社で気に入っているのは、何かやりたいことがあれば、いつでも興味を持って参加してくれる人がいることです。