サイバーセキュリティ意識の向上
新たなリスクから身を守るには、事前にリスクを特定することが必要です。組織や日常生活のデジタル化、コネクテッドオブジェクトの台頭は、直接的・間接的にすべての人を新たな脅威にさらすことになります。
仕事でもプライベートでも、あらゆる領域や産業でコネクテッドオブジェクトが扱われています。技術がセキュリティやそれを規制する標準を追い越したため、これらのデバイスはサイバー犯罪者の新たな侵入口となり、個人情報や機密情報の漏洩のリスクとなります。
Internet of Thingsにおけるセキュリティの必要性の認識と、コネクテッドオブジェクトのセキュリティは、個人、集団、グローバルレベルを問わず、データ保護のための大きな課題となっています。ある業界では、リスクの問題は当然のことですが、成熟していない業界では、コネクテッドオブジェクトの展開とデータ保護のために、規範的な枠組みが重要となっています。
Secure-ICは、設計の指針となり、人々が安心してコネクテッドオブジェクトを使用できるように、あらゆる分野でセキュリティ対策と標準を定義し、実施する必要があると確信しています。
Secure-ICにとって、堅牢で持続可能なセキュリティを実現するためには、IoT/oTのセキュリティをチップからネイティブに設計し、コネクテッドデバイスのライフサイクルを通じて管理することが前提条件となります。そのためSecure-ICは、実績のある技術を導入し、コネクテッドオブジェクトや組込みシステムをサイバー攻撃から保護します。また、シリコン前やシリコン後にお客様の製品の耐性を検証し、必要に応じて評価や強化を行っています。
PESC(Protect, Evaluate, Service & Certify, completed by Supply, Deploy and Manage)と呼ぶこの完全なサービスにより、お客様のセキュリティニーズを効果的にサポートし、目標の認証レベルまで着実に到達することができるのです。
また、Secure-ICの社内イノベーションエンジンである「セキュリティ・サイエンス・ファクトリー」では、共同研究者がセキュリティの向上と課題解決に取り組んでいます。モノのインターネットを安全にするために、潜在的なリスクに関する知識が不可欠であることを考慮し、私たちの専門知識をお客様やコミュニティ全体と共有し、教育、改善、より多くの価値を創造することを約束します。そのため、私たちはセキュリティ標準の作成に直接関わるだけでなく、特許、科学出版、世界中の会議を通じて、私たちの専門知識をより広く伝えています。