VILLE, SERVICE & CERTIFY BUSINESS LINE, SENIOR SECURITY EXPERT – 東京, 日本
Secure-IC’s people portraits
自己紹介
ハードウェアと組込みソフトウェアのセキュリティを専門とするセキュリティ研究者・技術者のヴィルです。東北大学では電気通信研究所で暗号とセキュリティを研究し、修士号と博士号を取得しました。Secure-ICに入社する前は、東北大学の准教授としてセキュリティの研究をしていました。
Secure-ICのチームのミッションは何でしょうか?
私は、3つのビジネスラインのうち、サービス&サーティファイという部門で働いています。私たちの仕事は、新しい技術を開発し、最先端の科学の進歩を利用して、セキュリティの問題に取り組むことです。私たちのチームは、未来の主要なセキュリティ標準を作りあげるという大きな目標を掲げています。また、お客様が製品のセキュリティ分析に専門家の目を必要とする場合、お客様と手を携えて作業するように導かれています。
最も挑戦的なプロジェクトは何ですか?
私が携わったプロジェクトの中で最もやりがいを感じたのは、ある種の組込みプラットフォームのソースコードのセキュリティを向上させるための静的/動的解析ツールの制作でした。この種のツールは、非常に専門的で珍しいソフトウェアです。このようなツールを作成するには、組み込みプラットフォーム、オペレーティングシステム、コンパイラ、およびそれらのセキュリティについて深く掘り下げる必要があります。この革新的なプロジェクトに参加できたことは、私にとって非常に豊かでやりがいのある経験でした。
Secure-ICの今後の展開についてお聞かせください。
私の主な目標は、セキュリティ研究の実世界での応用について、理解と経験を深めることです。また、セキュリティ研究の成果を専門の学会で発表したいと考えています。最終的には、情報セキュリティリスク評価戦略など、さまざまなトピックを学ぶことで、企業の組織的なセキュリティ文化に対する意識を高めたいと考えています。
Secure-ICに入社してからの一番の思い出は何ですか?
COVID-19の時期には東京事務所にいたため、世界中の同僚との絆を深めることは容易ではありませんでした。しかし、このような状況でも、私はこのチームにうまく溶け込むことができたので、きっと良い思い出がたくさんできると思います。いずれにせよ、みんなに直接会うのが楽しみです。